こんにちは! 統合失調症歴11年の大地です!
皆さん、『寄り添う』という言葉は聞いたことがあると思いますが、具体的にどんな意味なのかは知らない方も多いと思います。統合失調症の当事者に対しては寄り添うことが大事だと言われていますが、実際にどんなことをすればいいのかについてを記事にしました。
僕は統合失調症のご家族の方や当事者の方が入っているオープンチャットを運営しています。
そこで、森野民子さんが、寄り添うということに関して、どこまで寄り添えばいいのか、どんなふうに寄り添えばいいのかについて疑問を抱いていたので、色々な方が自分が思う寄り添うについて話してくれました。
色々な方の話を聞いた後に、僕が寄り添うことについて調べたところ、当事者の方たちがそれぞれ『自分がどうされたら寄り添ってもらったと感じるか』についてコメントしてくれたそれこそが、その人にとっての寄り添うということだと分かりました。
つまり、間違ったことを間違ってるよと言って欲しいと思う人には、間違ったことを間違っているよと教えることが寄り添うこと。体調不良の時にそばにいて欲しいと思う人は、体調不良の時にそばにいてあげることが寄り添うということ。1人にしてほしいと思っている人を1人にしてあげることも寄り添うということなのです。
つまり、「寄り添うことは大切なこと」と言われていますが、統合失調症の症状は100人いたら100通り。寄り添うという形も100人いたら100通りの寄り添い方があるということです。
勘違いしている人が多いのかなと感じたのが、心配してほしいと思っていない当事者のことを心配することは寄り添うことではありません。当事者の方がどう思っているのか、その気持ちを汲み取ってあげることが寄り添うということ。
実際の事例で、当事者の方が「働いてみたい」と言っているのに、体調を崩すことが心配だから、「働かずに作業所に通いなさい」と言って、当事者の方に働かせない。ということをしているご家族の方を知っています。
初めはそれも寄り添うという形なのかなと思っていましたが、今回色々調べてみて、考え方が変わりました。
実際に今回めちゃくちゃ調べてたり、当事者の方の生の声も聴いたりした結果、こういう事例の事を「寄り添うとは言わない」という事でした。
しかし、僕はご家族も心の当事者だと思っています。ご家族の方が、当事者に対して心配な気持ちがあるのは凄く分かりますが、今の時代で大切なことだと言われているのは『寄り添う』ということ。
ご家族の方は当事者の方から、どうすればいいのか、どうしてほしいのかを実際に聞くことが大事で、当事者の方の言葉が、そっとしておいてほしいなのか、一緒に居て欲しいなのか、病気に関しての事はできるだけ言わないで欲しいなのか、はたまた病気に関して一緒に考えて欲しいのか。
実際にご家族の方は当事者の方にどうしてほしいのかを聞いて、当事者の方を信じるのが本当の意味での寄り添うという事です。
最後に
当事者の方がどう言うかは、症状が100人いれば100通りあるのと同じで、寄り添い方も100人いれば100通りです。他の人がそうしているから、うちの子もそうした方が良いとかではなく、自分の子どもに実際に聞いてみることが、寄り添うことの近道になっています。
大地&ころたんブログで、2人で寄り添うという事について雑談しました!!僕ところたんさんの実際に話した内容が載っていますので、読んでみると考え方がより深まるかもしれません!!

一緒に闘病生活頑張ろうぜ!!
今日も頑張ってお薬飲みます! 皆さんも一緒に頑張りましょう(≧▽≦)/
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