実は統合失調症に関係あるんです~REM睡眠異常とは(医学的な解説)~

統合失調症歴11年の大地です! 本日2回目の投稿です!!
前回の記事で、統合失調症『疲れが取れない』原因(医学+臨床ベース)と言う記事を作成している際に、REM睡眠異常と言う言葉が出て来ました。これ、僕知らない言葉だな・・・。と思ったので、詳しく調べてみることにしました。一応前回の記事も下に載せておきます↓

それではさっそく解説していきます!!

REM睡眠のREMって何?

REM睡眠の REMRapid Eye Movement(ラピッド・アイ・ムーブメント) の略です。

意味

Rapid = 速い
Eye = 目
Movement = 動き

つまり「急速眼球運動」 という意味です。

なぜ寝ているのに急速眼球運動の名前が付いたの?

実は睡眠中は

  • まぶたの下で目が左右に素早く動く
  • 脳はかなり活動している
  • 夢を見やすい

という特徴があります。このことから、急速眼球運動つまりREMと言う言葉が使われています。

※ここからはノンREM睡眠とREM睡眠の違いと正しい役割(医学的整理)について書いていきたいと思います。

ノンREM睡眠(特に深い睡眠=徐波睡眠)

脳を休める主役ノンREM睡眠です。

  • 脳の活動が大きく低下
  • 脳の老廃物(βアミロイドなど)排出
  • 神経回路の回復
  • 成長ホルモン分泌(体修復もここ)

つまり、脳も体もここで本格てきな回復をします。


REM睡眠

脳はむしろ活発に動いていて、脳の整理を行う時間です。

  • 脳は活動状態
  • 夢を見る
  • 記憶整理
  • 感情処理
  • 学習統合

身体は

  • 筋肉ほぼ停止(脱力)
  • 体は動かない

つまり、REM睡眠は『脳のメンテナンス作業時間』と言う考えでいてください。休息というよりは整理・調整を行う状態です。


一般向け解説では単純化されがちで間違って覚えている人も多い

一般向け解説では簡単にざっくり説明するケースが多いため、

  • ノンREM=体回復
  • REM睡眠=脳回復

という説明をされることが多いですが、実際は逆に近いです。

ノンREM深睡眠とREM睡眠の本当の役割を下記に記載しました。

睡眠実際の役割
ノンREM深睡眠脳と体の本格回復(最重要)
REM睡眠記憶・感情・学習の整理

※ここから統合失調症のREM睡眠異常の話になります。

REM睡眠異常とは(医学的な解説)

REM睡眠異常はREMがうまく働いてない状態

代表パターンが3つあります。

① REMが少なすぎる

統合失調症の当事者で意外とこの状態になっている人は多いです。これは、薬・ストレスで起こるケースが殆ど。

  • 脳の回復不足
  • 朝から頭が重い
  • 思考がぼんやり
  • 寝ても疲れ取れない

結果として疲れが残ってしまいます。


② REMがバラバラ(途中で切れる)

  • 夢の途中で覚醒
  • 中途覚醒
  • 浅い睡眠ループ

睡眠は長くても質が低い状態になります。


③ REMが早すぎる(異常タイミング)

これも精神疾患で起きるケースが多いです。

普通は寝て90分後にREM状態になります。
異常タイミングの場合は寝てからすぐにREMになる。

この場合、深い回復睡眠が不足して慢性疲労感がでます。


なぜ統合失調症で起きやすいか

理由は主に3つあります。

  • ドーパミン異常(病気そのもの)
  • 抗精神病薬の影響
  • 体内時計の乱れ

などが原因で、『脳の回復工程が崩れやすい傾向にある』という事です。


覚えておくと便利!!REMに異常がある人の特徴

これらが当てはまるほどREMに異常がある可能性が高いです。

  • 夢を異様によく見る or 全く見ない
  • 寝てもスッキリ0%
  • 朝から脳が重い
  • 昼に強烈眠気
  • 思考が遅い

まとめ

REM睡眠異常は脳が回復してない睡眠になっています。その為、「寝てるのに疲れ取れない」と言う現象がが起きます。

自分がどうかをあてはめて思い返すことで、REM睡眠異常があるのかどうかが分かるかもしれないですね!!(/・ω・)/

今日も一緒に療養生活頑張りましょ(=^・^=)/

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