統合失調症 ~回復・療養の仕方とスタートライン~

絶対に知っていないといけない前情報なのですが、統合失調症のお薬は同じ症状でも合うか合わないかは違うので、受診した直後に主治医の先生に処方されたお薬が必ず正しいわけではないこと。
また、回復の過程で色々なお薬を試さないと自分に合ったお薬が見つからないので、色々試してみるのも選択肢として正しいです。

統合失調症のお薬は抗精神病薬なので、自分の体に合わないお薬を飲むと、異常に体が重くてベッドで横になったまま動けなくなることもあります。
僕の場合は、リスペリドンが動けなくなるほど体に合わないお薬でした。この記事ではリスペリドンに関して触れていますが、当時の僕は統合失調症なら動けない日が多くてもそれが普通だと思っていたこと、幻聴・フラッシュバックの両方で悩まされているのに、幻聴の質が変わったことでお薬が合っていると錯覚していたことが、この記事を見て『昔の僕じゃ経験が足りなくて気が付けないよなぁ』と感じる内容です。

では、ここからは今の僕が知っている情報や経験・知識から、皆さんが統合失調症のお薬に対しての選択肢の一つとなるようなことを書いていこうと思います!!(昔の記事を先に読みたい方は下に記事を張っておきます! 下↓↓↓)

少し前提として話したいことがあって、抗精神病薬と調べると出てくるものとして、成分が体に良くないという情報ばかりが目に入りますが、それを気にしていたら病気は良くなりません。それを踏まえて話をさせていただきたいです。これに関しては、体に必要な栄養素であるビタミンでもビタミン剤を飲むときに『1日〇錠』と書いてあって、それ以上飲むと体に良くない(お腹壊します)ので、結局どんなものでも取りすぎは良くないから(銀杏は1日に食べていい個数があることで有名かも!)なんですけど、抗精神病薬も同じで容量を守れば大丈夫で、怯える必要はないです。

ここからは皆さんに選択肢の一つとして覚えておいてほしい内容になります!!
『抗精神病薬なので怖くて他のお薬を試す勇気がない』という方が現実問題結構いるんですよ。特にご家族の方で、自分の「子どもが悪くなったらどうしよう」という不安を拭えなくて、お薬を試すことに不安があるという感じです。

そのお薬で良くなっているのであれば確実に変える必要はないです。(ここは絶対に覚えておいてください)
しかし、良くなっている傾向にないなら他のお薬も試す価値はあります!!

僕の周りの当事者で変えてよくなった人がめっちゃいて、変えずによくなった人の方が圧倒的に少ないです。1回も変えずに良くなる人って、その人の運がめちゃくちゃ良くないと不可能なレベルで知らないです。だからこそ、色々試すという事を選択肢の一つとして懐に入れておいてほしいなと思っています!!

病状が良くなっていないけどお薬を変えたことがない方へのメモ書きです!!

変えなければ良くなっていない状態の『今の現状維持』が今後も続いていく可能性が凄く高いです。
色々試す場合、統合失調症の療養は自分に合うお薬が見つかってから初めてスタートラインに立てる。
同じ症状でも人によって自分に合うお薬は違うので、自分に合っていないお薬を飲み続けていてもスタートラインには立てないという考えです。
もし変えるなら、自分(ご家族も可能です)で主治医の先生に「病気が良くなっていない(副作用があるなど)ので、このお薬を試したい」と言って試してもらうのですが、普通は2週間後・3週間後に通院になります。その時に主治医の先生と、お薬が合っているか合っていないかの相談をしてお薬の調節を行います。それをひたすら繰り返して自分に合うお薬が見つかったら終了!! なのですが、お薬の成分や組み合わせをある程度把握して自分から試したいという事が大事です。
僕の場合、それを抗精神病薬でずっと続けていて、結局自分に合ったお薬が『抗不安薬』だったことが判明しました。この事なんですけど、もし、抗精神病薬でひたすら自分に合うものを見つけるために探し続けるという事を僕がしていなかったら、抗不安薬にはたどり着かなかったと考えています。

当時の僕は悪くならないようにすることが療養だとわかりませんでした。良くするもの・良くなるものだと思っていたのですが、以前も記事にしたように、統合失調症の療養はいかに良くするかではなく、いかに悪くならないようにするかです。

それを知らなかったので、幻聴の質が変わっただけで治る兆し・良くなる兆しがあると思って大喜びしていたのですが、僕が飲んだ場合は、体が動けなくなるほど体にお薬が合わなかったこと、一瞬幻聴の質は変わったけど戻ってしまったこと、あとはフラッシュバックに関しては効果がないことからリスペリドンは止めました。(因みにリスペリドンが合うと言って、常用薬としてリスペリドンを使っている人もいっぱいいますし、知っています。『僕が合わなかった』というだけです。)

勘違いしている人が多いのですが、良くしようと思って一般的に良くなると言われていることをするのではなく、悪くならないようにしようと思って、悪くならないように生活していると、ふと「あれ? 2年前より活動できるようになってるな・・・。自分でも知らない間に回復していたってことか!」となるので、これが療養の仕方として正しい在り方です。

そして、悪くならないように生活することで、自分が悪くなる時の傾向や兆候に気が付けるようになります。
この気づけるかどうかが、実は凄く大事なことで、体調が悪くなる前に悪くならないようにするための先手を打てるんですよ!!学校での会社でも、『悪くなりそう』という状態が分かったら、先手を打って休む時間を作れます。社会に出ている統合失調症の当事者は僕が知っている限り全員悪くなる前の先手を打っています(/・ω・)/

最後に抗精神病薬の副作用で体が重くなっているケースがあるんですけど、これって2種類試してみないと、比較できないので気が付かずに統合失調症ってそういうもんだと思って、過ごしている人もいるので、念のため下に抗精神病薬の副作用が原因で体が重くなっている場合の解決方法を載せておきます!!

明日の記事

タイトル:統合失調症 回復と睡眠の関係性
統合失調症では症状が悪化する前に、最初の変化として現れやすいのが「睡眠の乱れ」です。
そして、統合失調症は睡眠が大事という事を知っている人は多いですが、症状が悪化する前に睡眠が乱れやすいという事は知らない人も多いはず!!
最初は小さな変化の事が多いのですが、睡眠が乱れた時に「統合失調症だからそういうもん」だと思っていると大誤算です!!
知っておくと療養に有利に働くようなことが書いてあります!!(/・ω・)/

今日も一緒に療養生活頑張りましょ(=^・^=)/

コメント